現代のサラ金!審査が甘い、審査なし、無審査など到底あり得ない!

アナタはサラ金に対してどんなイメージをお持ちですか?すぐにお金を貸してくれる、誰でも簡単にお金が借りられるなどと思ってはいませんか?

でも現代ではお金を借りるのに、必ず審査があります。その審査に通過出来ないとお金を借りることは出来ません。

ですが昔と違ってどんどん件数が増えたサラ金業界ではありますが、今時審査が甘くて、審査なし、無審査などの会社が存在しているのでしょうか?もし存在しているとしたら、それは一体どんな金融会社で、危険ではないのでしょうか?その辺を探っていきましょう。

昔のサラ金業界!確かに無審査でお金を貸していたことがあった!

一昔前、まだカードローンと言った名前の存在がなかった時代、サラ金は今の消費者金融のことを指していました。

サラ金の言葉の由来は、「サラリーマンが仕事帰りにお金を借りる」でした。昔はパソコンやスマートフォンがありませんでしたから、まだ規模の小さかった消費者金融=サラ金は直接店舗に出向かないとお金が借りられなかったのです。

そして当時のお金の借り方は、今よりも本当に簡単だったのです。

昔のサラ金!身分証明書さえ出せばすぐに借りられた!

昔のサラ金の利用者は女性より男性の方が圧倒的に多かったです。と言うのは、既婚者の男性の場合、どうしても奥さんから渡されるおこずかいがどうしても足りなくて、仕事帰りにサラ金へ行ってお金を借りる例が非常に多かったです。

奥さんにはおこずかいが足りないとどうしても言えず、サラ金へ行けば簡単に借りたいだけお金を借りられることが多かったのです。どうしてこうも昔は簡単に借りられたのか?その理由は以下の通りです。

  • 限度額設定なし
  • 審査がない
  • 身分証明書を提示ずれば、その場で希望額を貸してもらえた

何もサラ金からお金を借りていたのは既婚者男性だけではありません。1人暮らしなどでも、生活費が足りなくなるとサラ金から、お金を借りていました。この様に昔のサラ金業界は、店頭に出向くだけで身分証明書1枚見せるだけで、すぐに希望額を貸すことをしていました。

ですから現代の様に審査して融資することなど、一切何もしていませんでした。

当然審査や限度額などありませんでしたから、無職でもお金は借りられたのです。今じゃ考えられない話ですが、実際にあったことです。

昔のサラ金業界の金利はどのくらいだったのか?

昔のサラ金業界の金利は、現代より大変高かったです。約25%~30%が相場の所が多く、借りて1週間もしないうちに高い金利が元金に上乗せされていた有様でした。

ですからサラ金から借りると、たちまち高い金利で雪だるま方式になってしまい、利用者は大変悩み、苦しみに追い込まれていくことが多々ありました。

それだけではありません。サラ金業界ではお金を借りた利用者に対してすぐに返済を求める連絡をしたり、酷い時には勤務先や自宅へ押しかけるなどの行為を何度も繰り返していました。

ですからサラ金から膨らんだ金利で、返済不能になった利用者は追い詰められて、自殺をしてしまうニュースが当時としてはよく聞かれたものです。何とも痛ましいことが多かったのです。

違法なサラ金業界!金融庁が厳しく法律改正導入させた!

多くのサラ金業界は、利用者に対して執拗な取り立てや連絡を入れては、恐怖におびえさせていました。

昼夜関係なく勤務先へ電話したり、押しかけをしたり、挙句の果てには夜中でもおかまいなしに返済の電話をしていました。それが昔のサラ金業界のやり口でした。

その様子を見ていた金融庁は急きょ立ち上がって、サラ金業界全社に厳しく法律改正・導入を行いました。

やりたい放題のサラ金業界!金融庁からの厳しいお仕置き!

昔のサラ金業界には、「利息制限法」と呼ばれる法律がありましたが、殆どそれを守らない業者が多く、まさにやりたい放題で、高い金利を利用者から取るだけ取って、甘い汁をすすっていました。

さすがに金融庁は、今までのサラ金業界のやり口を見逃すわけにはいかないと、厳しいお仕置きを始めました。そのお仕置きの内容を簡単にご紹介します。

  • 高い金利を引き下げること
  • 利用者に対してお金を貸しすぎないこと
  • 時間問わずの返済要求の連絡や押しかけは今後一切してはいけない

やはりお金を貸すと言っても、お客様相手なので過度な返済要求をしたり、高い金利のままではいつまでたってもサラ金業界の改善は見込めません。そこで金融庁はサラ金業界に対して「貸付業法改正」の法律を開始しました。

2010年(平成22年)貸付業法改正によって、サラ金業者全社に対して「総量規制=年収の3分の1までの融資」の新しい法律を導入させました。

総量規制の決まりは、サラ金業者は強制的に守らなくてはならなくなり、それが原因で廃業に追い込まれた会社もあちこちで出てきました。

総量規制の法律はいわば、利用者のお金を借りすぎることを防ぐために繋がった効果を現すきっかけとなりました。

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俗にいうサラ金規制法ってどんな法律なの?何が規制されているのか

生まれ変わった現代のサラ金業界!審査が甘い、無審査はあり得ません

金融庁の法律改正後のサラ金業界は、改めて消費者金融カードローン・サービスとして再スタートを切りました。

もうそれは見事な変化を遂げて、サラ金言葉も、もういつのまにか日常では聞かなくなりました。消費者金融は悪いイメージのサラ金から、驚くほどサービスが実に充実していて大手程利用者の目を引くサービス満載になりました。

現代の消費者金融はどのように変化したのか?

現代の消費者金融は総量規制の法律によって、多く変化しました。

  • 金利引き下げ(平均4.5%~18.0%)
  • 利用者への限度額を必ず設定する義務発生
  • 融資前に審査を必ず行う
  • 即日融資可能なサービス開始
  • 利用者専用のカードローン・カード発行
  • 専業主婦・無職は原則融資不可能

これだけ多く生まれ変わった消費者金融業界です。もう昔のイメージの悪いサラ金ではありません。それに大手程サービス充実している所を見掛けることも多くなりました。

大手の最大の新しい魅力的なサービスは、初回のみ「金利・利息0キャンペーン」を取り入れていることです。お金を借りて、返済してもサービス期間中は元金のまま返済できるのです。実に便利になったと思いませんか?

総量規制がある限り!昔の様にお金は簡単に借りられません!

2010年(平成22年)の貸付業法改正で、総量規制が導入されてからは、消費者金融も利用者がお金を借りることに申し込みをしてきたことに対しては、絶対に審査を行わなければならなくなりました。

ですから昔の様にもう簡単にはお金は借りられません。審査が通って初めてアナタの希望した金額が借りられるシステムにすっかり様変わりしたのです。

ですので、現代の消費者金融は、審査が甘い、無審査は絶対にあり得ません。よく覚えておきましょう。

今時審査が甘い、無審査の所と言えば?闇金の可能性が大きいです!

これだけ変わった消費者金融です。もう審査が甘いとか、審査しない、無審査でお金を貸すことなど決してしていません。

もしそれでも審査が甘い、無審査と謳っている会社があるとしたら?それは闇金の可能性が非常に大きいです。

闇金に気を付けて!法律は守ってないで貸付している!

闇金は貸付業法の法律は守っていません。金利も高めです。それに貸金業登録番号を行っておらす、例えあったとしても偽物の場合が非常に多いです!

闇金は街のあちらこちらに「誰でもお金貸します!サラリーマン、主婦、学生誰でもOK!」と看板や掲示板を出しています。闇金で借りるのは非常に危険を伴います。気を付けましょう。

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