京都でお金を借りたい!どのサラ金を利用すべきなのか解説!

京都には、創業から数十年の歴史のある貸金業者が非常に多く営業しています。その大半は、地元で住民に利用されてきた業者で、もちろん闇金などではありません。

しかし、一見すると分かりにくい場所にある業者が多く、入るのをためらってしまうような見た目の店舗も少なくありません。

今回は、京都のサラ金(消費者金融)を利用する上で、大手との違いや中小消費者金融について知っておくべき特徴と、中小消費者金融と保証人の関係、京都で優秀な業者について解説していきます。

見た目で敬遠するのは損!京都の中小消費者金融の歴史

「パッと見は古びた貸しビルにしか見えないし、闇金かもしれなくて怖い」という見た目の消費者金融は京都にたくさんあります。

大手消費者金融の綺麗な店舗や看板、銀行の外観や内装における清潔感、お金を借りるという後ろめたさを解消するために、資金力のある貸金業者は、こうしたクリーンなイメージを演出するために、涙ぐましい企業努力を行っています。

一方、そんなところにかけるお金が無いのは中小消費者金融です。出来るだけ余計な費用は掛けず、かといって誰にも見つけられないのでは意味がないため、自社を調べてきてくれた人には、住所がわかる場所で営業しているのが、一般的なビジネスモデルです。

大手や銀行に比べて中小消費者金融の店舗の外観は、一目で金貸しと分からないようになっていることも多く、大半がビルの2階以上に事務所が入っているスタイルです。

これを良く知らずに、借り入れしようとして来てみると、いかにも胡散臭そうな店舗で、「実は闇金なんじゃないか?」と敬遠してしまいがちです。

ですが、中小消費者金融はどこも同じようなもので、外見だけで判断してはいけません。見た目は古くても、内装は清潔感を維持していますし、担当者の質も悪くありません。利用者が大手に比べて少ないため、来てくれた利用者に良い印象を与えようとする企業努力は、決して大手に負けていないのです。

特に京都の町並みは、調和を乱す建築が出来ない関係で、貸金業者の建物も古い建築物が多いと言われています。必然的に、昔からあるサラ金では、こうした建物に事務所を構えていることが多いため、「建物が汚らしいから、他の場所にしよう」という選択をせずに、きちんと契約の話を聞くようにしましょう。

京都に点在する中小消費者金融はどのくらいあるの?

観光で京都を訪れた時に、中小の貸金業者を見かけることはほとんどないのではないでしょうか。それには理由があります。

京都の中小消費者金融の主な利用者は、観光旅行客ではなく、地元住民であるため、観光スポットや大通り沿いに店舗を展開している業者がほとんどいないのです。

京都は、消費者金融競争の激戦地でもあります。新しい貸金業者が参入しづらく、昔からある業者がかなり強い土地というのも特徴的です。

現在京都にある消費者金融は、およそ9社、それに大手消費者金融、銀行を加えると25社程度と言われています。ただし、昔からある業者は長生きなのですが、新しくできた業者は数が多い代わりに撤退件数も多く、正確な数はその時々によって異なります。

また、こうしたインターネットの宣伝媒体を持たずに、本当に地元に住民しか知らないような業者が10社程度存在すると言われています。自分の近くにひっそりと経営している貸金業者があるということも珍しくありません。

中小消費者金融を利用する場合は、インターネットだけで探すのではなく、最寄りの案内所や広告もチェックすることが重要になります。

京都の貸金業者は金利が高い?利用先で比べるべきこと

基本的に、大手の消費者金融や銀行でカードローンを契約するのに比べて、中小消費者金融で利用する借入は、金利が高く設定されているということを覚えておきましょう。

銀行以外で借り入れできる金額は、年収の3分の1を超えてはいけませんが、中小の消費者金融ではそもそも融資の限度額自体が小さく、高額な借り入れには適していません。

銀行では審査に落ちてしまった人が、次善策として利用先に選ぶのが、こうした中小消費者金融なのです。ですから、銀行や大手消費者金融で借り入れできなかった人をターゲットにするので、審査はそれより緩く、金利はより高く設定されているのです。

「自宅に近いからこの業者でいいや」という単一的な選び方はやめましょう。確かに近ければ、何かあったときに店舗に行きやすく便利かもしれませんが、重視する要素は他にもあります。返済は店舗に行かなくてもできますし、距離も優劣よりも金利やサービスの優劣の方がずっと重要です。

身も蓋もないことを言ってしまえば、京都に限らず、全国の中小消費者金融は、金利の差がほとんどありません。どこも法律で定められている上限金利に限りなく近い数値だからです。

複数の貸金業者を比較するときは、金利で比べるのではなく、融資限度額や毎月の約定日の返済額、返済期間中の対応の柔軟性など、総合的な要素で比べるようにすべきなのです。

中小消費者金融比較はどのサービスに特化した店舗かを見極めよう

中小消費者金融を比べる場合、金利の高さで比較するのはあまり意味がありません。先述したような比較項目も有効ですが、実際はどれも大差なかったりして、結局迷ってしまいます。

貸金業者を比較する場合は、その業者が一番の強みとしているのが何かを見極めて、それぞれを比べるのが最も合理的な比較になります。例えば、最大融資額の高さを売りにしている業者や、契約のしやすさを売りにしている業者、審査の速さを売りにしている業者など、同じ中小消費者金融であっても、それぞれに特色があります。

自分がどれを必要としているのかを自覚したうえで、その要望に一番応えてくれる相手を選択するのが良いでしょう。そのためにも、業者同士を比較するためには、自身の目的や返済能力を自己診断するプロセスが大切になってきます。

借り入れをするときに、漠然と「金利が低くて審査が甘いような業者が良いな」という考えで選ぶのは意味がありません。そんな業者は存在しないからです。仮にそんな利用者にとって都合の良い貸金業者があれば、周辺の同業者は皆、潰れます。

すべての面において優れている貸金業者は経営が成り立ちません。金貸しで利益をあげるためには、どこかの面(金利・サービス・審査・時間・利便性など)のいずれかを犠牲にしなくてはならないのです。

中小消費者金融は保証人が必要?個人の信用と審査の関係

京都にある大手消費者金融で契約を申し込むと、担保も保証人もほとんどのケースで求められることはありません。しかし、中小消費者金融では、審査によってはそのいずれかを求められることがあるので注意が必要です。

「中小消費者金融なのに金利が低くてお得」と飛びついたら保証人が必要だった、ということも珍しくありませんので、金利が低く設定されている貸金業者は、担保と保証人の欄を必ず確認しましょう。

保証人は、「連帯保証人」のことです。ちょっとでも知っている人ならわかるかと思いますが、これになってくれる人を見つけるのは容易ではありません。それこそ、借り入れをするより連帯保証人を見つける方が苦労すると言っても過言ではないでしょう。

担保は保証人よりは難易度が低いです。基本的には、持ち家に住んでいる人が、その土地を担保として借り入れをするわけですから、貸す方もかなり信用して低金利で貸すことが出来ます。なにせ、返済できなければ自分の住んでいる土地を失うのですから、必死に返済しようとします。

このように、担保や保証人といった制度には、本来低い利用者の信用を補う意味合いがあります。金利が低くできるのはこのためで、逆に言えば、担保も保証人も必要としない貸金業者の審査では、本人の信用が得られなければ、低金利でお金を借りることが出来ないのです。

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中小消費者金融で担保付きで借りるのは賢い方法なのか?

大手消費者金融で借り入れが出来なかった場合、借り入れを諦めるか、中小消費者金融に利用先を切り替えるか、別の銀行や大手消費者金融にもう一度借り入れを申し込むかの選択に迫られます。

どれを選んでも一長一短あります。借り入れを諦めれば、個人の信用はこれ以上低くならない(借り入れで断られると履歴が残る)代わりに、資金を調達できないために目的を果たせなくなります。

中小消費者金融に切り替えれば、借り入れ自体はしやすくなりますが、金利は高くなるので、より迅速な返済が求められますし、限度額自体も低くなるので、場合によっては必要な金額が調達できなくなる可能性もあります。

別の銀行や大手消費者金融に再度申し込むのは、ハイリスクハイリターンな選択で、無事審査に通れば最も希望が叶うのですが、再び断られると、申し込みブラックのリスクが一気に高くなります。この状態に陥ると、約半年間、あらゆる貸金業者から借り入れが出来なくなってしまうので、どこかで見切りをつけて借り入れを諦めなくてはいけません。しかも、その後も迂闊な申し込みが出来なくなってしまいます。

担保が必要な中小消費者金融で借り入れをするという選択は、このどれにも該当せず、返済不履行のリスクが極めて高い代わりに、大手消費者金融並みの金利、中小消費者金融の平均と比較しても緩い審査で、比較的高額な借り入れが実現できる方法でもあります。

返済するという強い意志があるのであれば、担保を利用した借り入れは、大手にも劣らない優秀な選択肢として機能するでしょう。

京都でお勧めする中小の貸金業者を紹介!

最後に、京都に住んでいる人にお勧めする貸金業者をいくつか紹介しておきましょう。

まずは、「AZ株式会社」です。京都で有名な消費者金融だった「ケンファイナンス」との統合もあり、京都の貸金業者で安定した経営を行っている店舗でもあります。

融資上限金額、金利、審査難易度、融資スピード、返済の利便性と全ての面でバランスがとれており、大手ではなく中小を利用するつもりであれば、まずとりあえずここに申し込んでおけばいいと言われるほど評価が高い業者です。

次に、「キャネット」です。金利をかなり高く設定して犠牲にした代わりに、審査から融資まで最短30分、収入が無い専業主婦の借り入れや、アルバイトの学生でも利用できます。

担保が不要で審査が早く、利用できる幅が広いので、大手消費者金融のすべり止めとして優秀です。「すぐにお金が必要だけど、万が一、大手で審査に弾かれたら別のところに申し込む時間が無い」という人に最適です。収入がある程度証明出来て、利用限度額に贅沢を言わなければ、ほぼ確実に借り入れが出来ると言われています。

近くにどうしても納得できる消費者金融が見つからなければ、インターネットで申し込むことが出来る、全国の中小消費者金融を探してみるのも良い選択です。

お金を借りるのは非常に慎重にすべき行動です。時間をかけてもいいので、急な出費に迫られる前に、もしもの時はどこでお金を借りるかを考えておくことも、大切なことなのではないでしょうか。

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