東京のサラ金で有名なのはフタバ!どんな人が利用すべき消費者金融?

消費者金融フタバは、東京に店舗を構える中堅のサラ金として有名です。現在の大手消費者金融が乱立し鎬を削る東京都にあって、今なお安定した経営を続けている堅実な業者です。

今回は、そんなフタバを借り入れ候補にするのに向いている人と、フタバの審査や利用方法の特徴について解説していきます。

中小や中堅の消費者金融の利用手順は、大手とは異なる点が多く、適切に利用するためには、どれだけ事前に情報を得ているかがポイントになります。フタバの利用を考えているのであれば、参考になるでしょう。

銀行や大手とも毛色が違う!消費者金融フタバってどんな業者?

貸金業者には、その事業形態や規模によって、審査に向いている人が違います。各業者がそれぞれ顧客のターゲットを絞っており、それにあっていない場所で借り入れを申し込むと、自分の属性(年収や他の借り入れに関する返済実績など)を活かせないからです。

例えば、銀行の借り入れであれば、総量規制の影響を受けずに借り入れが出来て、金利が消費者金融よりも低く、高額な借り入れをする利用者に向いています。反面、審査で求められる収入の基準が高く厳しく、他の貸金業者の利用状況に敏感で、複数の借金をするなら真っ先に申し込むべき候補になります。

消費者金融は銀行に比べて、金利が高い代わりに銀行よりも幅広い利用者をターゲットにしているため、安定した収入さえあれば、金額はともかく借り入れ自体は高確率で可能になる特徴があります。

消費者金融は、さらに大手と中堅と中小零細と3種類に分かれ、それぞれで特徴が異なります。今回紹介するフタバは、この中でも中堅消費者金融に該当します。

中堅消費者金融の特徴は、支店を持たず全国展開していない代わりに、インターネットによる銀行融資を主体としており、複数の借り入れの利用者に対して補助的な役割を、主な取引と定めていることです。

簡単に言えば、大手消費者金融の審査に落ちた人の滑り止めとしての利用や、すでにすく数の銀行や消費者金融から借り入れがあって、追加でお金が必要になった人の「受け皿」としての機能を重視している業者ということになります。

フタバの金利が高いのは何故?対象としている顧客はどんな相手?

一般的に消費者金融などの貸金業者では、融資金額が高くなるほど金利が低くなる性質があります。10万円を金利20%で貸しても毎月の金利は微々たるものですが、500万円を20%で貸しては、あっという間に莫大な借金になってしまします。

現在では、利息制限法という法律のおかげで、融資金額に対する金利上限が定められましたが、以前は州司法という貸金業全体を規定する法律しかなかったため、最高金利は29.2%というものであり、高額な融資で多重債務者が続出する社会問題にもなりました。

さて、消費者金融フタバのホームページから金利を見てみると、年利14.96~17.95%という数字になっていると思います。いくつかの消費者金融や銀行の金利を見た人ならわかると思いますが、フタバの金利は「幅が非常に小さい」という印象を持つでしょう。

例えば、一般的な銀行カードローンだと年利5%前後から18%前後までありますし、大手消費者金融でも似たようなものです。

フタバの金利幅が他の貸金業者に比べて小さい理由は簡単で、高額の融資自体を行っていないからです。

フタバの借り入れ限度額は、10~50万円までと非常に少額です。中小の消費者金融でさえ最高100万円まで融資を認めている業者がほとんどであるのに対して、どんな相手でも50万円までしか融資しないのです。

フタバがメインターゲットとしている利用者は、「既に他から借り入れがあって、追加の借り入れを希望している相手」です。つまり利用者はフタバに申し込んできた時点で、他の貸金業者にある程度の借金をしているのが前提で、そんな相手に100万円を超える融資は最初から想定していないのです。

融資上限が50万円までしかないので、高額融資になった際に金利引き下げ自体が起こらずに、結果として最低金利ですら年利14.96%という数値になるというわけなのです。

フタバの審査は独特?細かい質問にもちゃんと答えよう!

フタバに実際に申し込む際の話に移りましょう。フタバに借り入れを申し込む方法は、インターネットによる申し込みと電話による申し込みの二種類があります。

どちらの場合でも、基本的な流れは一緒です。最初に必要事項を記入して申し込み、事前審査を受けます。一これは書類選考に近く、クリアすると本審査に移ります。

本審査では、担当者が電話をしてきて、質疑応答という形式で行われます。問題なのは、この質問が多岐にわたるということです。

フタバの本審査は、非常に質問項目が緻密に分かれており、微に入り細を穿つようなことまで聞かれることが多いです。

もちろん、意味もなくこんなに細かい質問をしてくるわけではありません。先述したように、フタバの顧客のメインターゲットは、すでに債務がある相手です。となれば、当然多重債務の危険性も高い相手ばかりであり、可能な限り、貸し倒れリスクを回避しなくてはいけません。

一般的な貸金業者の審査で重視されるのは、主に返済能力と他の貸金業者の利用状況ですが、フタバの審査で重視されるのは、この本審査で行われる質疑応答の内容になります。

フタバのリスク管理は非常に厳密だということを知っておこう

この貸し倒れリスク回避は、銀行であっても大手消費者金融であっても行っていますが、それは、せいぜい他から多額の債務がある人間には貸さないだとか、事故情報がある相手には貸さないといった基本的なことでしかありません。

フタバのそれは訳が違います。他の消費者金融では気にも留めないようなことまで事細かに質問してきます。例えば、家には何年住んでいるとか、家族構成や誰が同居しているかといったことなど、借り入れに何の関係があるんだと言いたくなるようなことまで聞いてきます。

こうした一見必要なさそうな質問に対して、大して関係なさそうだからといって、いい加減に答えるのは絶対に避けましょう。断言してもいいですが、貸金業者の担当官は、利用者が審査の段階で吐いた嘘を必ず見抜きます。

申し込みの内容や本審査の情報に嘘があると、それだけで審査の内容が信用できないものと判断され、どんなに条件が良くても融資を弾かれてしまいます。

面倒くさがらずに、聞かれたことは正直にすべて答えるようにしましょう。誤魔化したり、適当なことを答えるのはご法度です。

フタバで契約の許可が下りるのはどの程度の借金まで?

フタバの最大の特徴にして最大のメリットは、何といっても他の債務状況に対して寛容なことです。本来、他からすでに借金をしている相手からの融資依頼は、貸金業者としてはやめてもらいたいのが本音です。

既にほかの借金があるということは、返済は複数の債務に振り分けられることになり、最悪の場合、返済自体が不可能になった結果、債務整理によって合法的に踏み倒される危険性が増すのです。

自分のところからしか借金が無ければ、返済も最優先でしてくれるので、融資金額さえ弁えていれば貸し倒れのリスクはほとんどなくなります。こうした、他の債務状況に最も寛容なのが中小の消費者金融であり、最も不寛容なのが銀行だと言われています。

消費者金融フタバは、この点で非常に優れており、中小消費者金融の身で貸金業界の激戦区である東京にありながら潰れないのは、柔軟な融資が出来るためでもあります。

では具体的に、フタバの融資が受けられるのは、他にどの程度の借金がある人までなのでしょうか。

フタバで融資が可能な他の債務状況は、総量規制を超えていないという前提で、消費者金融3社までの借り入れで、その全ての相手に対して滞らずに返済をしている人が対象となります。

このような人であれば、審査を受けるに十分な資格があると判断され、収入と返済のバランスがとれており、本審査でも質疑応答の内容に問題が無いとなれば、借り入れをすることが出来るでしょう。

いくら寛容でも4社以上の多重債務は融資が認められない!

消費者金融フタバがいかに寛容な対応をしていると有名であっても、抱えられるリスクには限度があります。

その最たる例が4社以上の借り入れに対しての対応です。「フタバの借り入れを含めず」に4社からの同時の債務が審査段階で既にあると、さすがのフタバでも断る、または審査が非常に厳しくなります。原則的に通らないと考えておきましょう。

この場合は、いくつか対処法が考えられます。一番手っ取り早いのは、最も債務額が少ないところからの債務を完済してしまうことです。貸金業者が融資を一番嫌がる利用者は、あっちからもこっちからも借り入れをしていて、自社もその一部になってしまうような相手です。

可能であれば、おまとめローンなどで一カ所に固めてしまうのが理想です。しかし、これはこれで審査が厳しく、おまとめローンの審査に通るような返済能力があれば、最初から4社以上の相手に借金などしていないというのが正論でしょう。

ですから現実的な案としては、借り入れしている候補自体を減らすように、優先的に返済をしていく方法になります。

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振込手数料は自己負担!フタバの返済は手数料に気を付けよう!

最後に、フタバから無事借り入れをした人が、返済するときの注意点について気を付けておくべき点を解説しておきます。

注意点と言っても、延滞しないようにとか、借り過ぎに気を付けようといった当たり前の心構えの内容ではなく、もっと金銭的な話です。

フタバの返済は、専用銀行の口座に振り込む形式になります。このとき、返済は「銀行振込」という形で行われることになります。

返済時に手数料無料である消費者金融や銀行が大半となった今の貸金業界で、振込手数料が自己負担であるフタバは、振込のために金利以外にも手数料を余計に取られるため、長期返済に全く適していません。

何度もこまごまとした返済をするために、追加で余計な出費が発生するため、可能であれば半年以内、それも6回以内の返済回数で完済するぐらいの気持ちで借り入れをした方が良いでしょう。

およそ30万円の借り入れにおける金利は、返済で元金をしっかり減らせば、半年で数千円程度にしかなりません。なのに振込手数料で毎回200円ずつ取られるのがどれほど損な行為か分かるはずです。

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