職業がアルバイトやフリーターでもサラ金でお金が借りられる?

サラ金の借入条件に安定した収入の見込める人とあったけれど、アルバイトやフリーターでも申込できるの?と考える人もいるのではないでしょうか。こちらでは安定した収入についての定義と、アルバイト、フリーターがそれにあたいするかどうかを検証しています。

カードローンに申込できる人はどのような人なのか、詳しく知りたい人、アルバイト、フリーターだけどカードローンに申込みたい人必見です。サラ金の申込で迷っている人はぜひ参考にして下さいね。

アルバイトでもフリーターでもサラ金に申込める!

サラ金とはお金を貸してくれるところ、主に消費者金融のカードローンなどをいいますよね。大手消費者金融会社と中小規模の消費者金融、そして銀行カードローンでの申込条件を比べてみましょう。

大手消費者金融 中小規模消費者金融 銀行カードローン
20歳以上69歳まで
安定した収入のある人
保証会社の保証がうけられる人
20歳以上69歳まで
(まれに75歳までの業者あり)
保証会社の保証がうけられる人
安定した収入のある人
20歳以上65歳未満
安定した収入のある人
(配偶者に収入のある専業主婦可)

消費者金融会社は貸金業法に則り営業を行っています。

貸金業法で施行された総量規制は年収の3分の1以上の貸付を規制する法律です。

この為に実際に収入の無い人はたとえ家族に収入があったとしても申込はできないのです。

銀行のカードローンの場合は貸金業者ではない為、総量規制の対象外です。その為に無職の専業主婦であっても配偶者に安定した収入のある場合は申込可能となるのです。

総量規制には例外もあり、配偶者貸付はその例外となるのですが、現在配偶者貸付を行っている業者はほとんど無いといって良いでしょう。もちろんアルバイトやパートで本人に収入のある場合は主婦でも申込みはできますよ。

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安定した収入があればアルバイトでもフリーターでも申込可能!

アルバイト、フリーターであっても、その収入が毎月ほぼ同じ金額あるのなら、もちろん安定した収入を得ているということで、アルバイト、フリーターの人でもサラ金カードローンへの申込は可能となります。

安定した収入とはどういった収入のこと?

この申込条件にある安定した収入というのはどのような収入をいうのでしょうか。安定した収入といえる収入について考えてみましょう。

  • 毎月ほぼ決まった額の収入が見込めること
  • ひとつの企業で給与としての収入が得られること
  • あくまでも給料としての収入であり年金等は含まれない

企業に属し、毎月ほぼ一定額の収入が現在もその後も継続して見込めること、この収入を安定した収入と呼びます。

平均したら高額収入があるけれど、毎月決まった額の収入はない、とかパチンコで毎月決まった額に近い収入がある、などというのは安定した収入とはいえません。

複数の仕事を掛け持っていてまとめてこれくらいの収入、というのではなく、一つの企業で少額でも毎月決まった給料を取得していることが重要なのです。決まった額の収入であっても年金等はこれには含まれません。

サラ金…消費者金融への申込条件である安定した収入について、詳しくお話しましたがお分かりいただけたでしょうか。それではその収入について金額的にはやはり多い方が審査に有利なのか、など審査にとっての収入についてお話していきましょう。

審査で重要なのは収入金額よりも勤続年数!

もちろん収入は多いにこしたことはありません。総量規制は年収の3分の1以上の貸付を規制するものです。年収が少ないと、それだけ借入できる金額も少額になるということです。年収は大きな目安でもあります。ただそれが審査をクリアする条件かというとそうでもないのです。

収入と同様にカードローン会社が重視するのは勤続年数です。

同じ企業にどれだけ長く勤務しているかは、その人の信用状況を見極める大きなポイントとなるのです。

重要なのはどれだけ長く収入が得られるか

審査をクリアする為に必要なのは、その収入が今後も継続して見込まれるかということです。

半年間は収入が得られても、後の半年はほとんど収入がない、でも合計すると200万円の年収がある。これでは安定収入とはいえませんよね。

例えば審査でポイントが高いのは勤続年数が3年以上続いていること、もちろん長ければ長い程高ポイントです。当然ですが、半年以内、3ヵ月などという勤続年数はポイントが低くなるのです。

しっかりと長い年月企業に在籍しているということが安定した収入が以降も継続するであろうという、見極めの目安となるからです。

そのことが返済能力を見極める最大のポイントともなる訳です。

貸金業法の総量規制はアルバイトやフリーターにどう影響する?

アルバイトやフリーターの収入は限られる場合が多いですよね。毎月10万円を満たない収入の場合が多いかもわかりません。その収入が借入にどのような影響を与えるのかをお話していきましょう。

10万円の月収なら、単純に年収は120万円となります。1社のみカードローンなら、借入限度枠は年収の3分の1以内、40万円以内となります。これはあくまでも1社だけしかカードを持たないと考えた限度枠です。

もしもすでにクレジットカードを持っていて、そこに20万円の限度枠があるなら、カードローンでの限度枠は20万円となります。

このようにすべての貸金業者発行のカードでのキャッシング枠もその対象となるので注意が必要です。

年収に合わせて借入することが無理なく返済できる目安となる

アルバイトやフリーターでも毎月決まった金額の収入があるなら、サラ金カードローンへの申込は可能です。もちろんその収入額に応じて借入限度額はきまりますが、借入額は間違いなく返済できる金額でなくてはいけません。無理して高額な借入をしても返済できないのでは困るのは自分自身ですよね。

計画的に借入して、返済も計画的に行う。カードローンなどでの借入はすべて計画的なものである必要があるのです。特にアルバイトやフリーターなら尚更それが重要で、少ない収入での返済がどれだけ計画的に出来るかということが大切なのではないでしょうか。
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