会社に電話は困る！在籍確認なしのサラ金ってある？

お金を借りるなら手軽でスピーディなサラ金が人気ですが、聞けないこと不安なことはありませんか。サラ金と言っても一昔前の危険な貸金業者のことではありません！

サラ金は別名消費者金融やキャッシングとも呼ばれ、貸金業法の下で正しく営業している会社です。もちろん中には関わると危険な闇金もあるので、そこは見極めが大事です。

サラ金についての心配事でよく聞かれるのは審査のこと。中でも会社や自宅に直接電話がかかってくることはあるのかという質問です。できればサラ金を利用していることを会社や家族など第三者に知られたくないというのはみなさんの本音でしょうね。

今回は審査の一環であるサラ金会社から勤務先へ電話をかける在籍確認について調べてみました。サラ金を利用するのは不安を解消してからにしましょう。

サラ金の審査では必ず在籍確認がある！まずは審査の流れを知る

在籍確認とはなにか、在籍確認は必ずあるのかを語る前にまずはサラ金の審査について説明しましょう。在籍確認は借入審査の一環ですので、在籍確認について知るためにはまず審査について知る必要があります。

お金を借りるためには申込者が本当に借りたお金を返してくれる人物かどうか確認する必要があります。借金を踏み倒す人や返済能力がない人にお金を貸せば未回収というリスクを負わなければならなくなります。会社はボランティアではありませんので、それでは経営が立ち行かなくなります。

本当にお金を貸してくれる人かどうか確認するためには

• 毎月返済できるだけの安定した収入があるか
• 本当に勤務先に在籍しているか
• 過去に返済が遅れたり、滞ったりしたことはないか
• 他社から多額の借入をしていないか

以上の4つの項目から判断します。サラ金に申込をする前に審査内容をきちんと把握しておくことで、審査をスムーズにクリアすることができるはずです。

毎月返済できるだけの安定した収入があるか

サラ金を利用するための条件は二つあります。

一つは年齢制限、そしてもう一つは安定した収入があることです。収入がなければ返済の当てがありません。

収入が低くても借入はできますが、限度額は低くなってしまいます。これは総量規制という法律と関係があります。

総量規制によると限度額は年収の1/3までという制限があります。そのため安定した収入がなければ借入はできないことになります。

本当に勤務先に在籍しているか

安定した収入を得るためには会社などに勤務している必要があります。自営業でも借入はできますが、自営業の場合審査基準が少し異なります。

安定した収入があるかどうかは勤務先を確認することで知ることができます。しかし、もしも申告された勤務先のがウソだったらどうなるのでしょうか。中には虚偽の勤務先や過去の勤務先を申告する人がいないとも限りません。

ここで必要となるのが在籍確認です。

在籍確認を行い、申告された勤務先に本当に申込者が勤務しているかをチェックするのです。

在籍確認の流れについては後ほど詳しく説明しますね。

過去に返済が遅れたり、滞ったりしたことはないか

過去にローンを組んだり、クレジットカードを使用した際に、返済や支払いが遅れたことはありませんか。

このような金融に関する個人情報は信用情報として記録され、金融機関の間で情報が公開されていますので、問題があると要注意人物とみなされてしまいます。

他社から多額の借入をしていないか

同様に信用情報をチェックすることで申込者が他社からいくら借りているのかということも判明します。他社からすでに多額の借入があれば返済能力は低いとみなされ、審査に影響することもあります。

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審査の流れと在籍確認のタイミング！

審査項目についてご理解いただけたと思いますが、在籍確認は審査のどのタイミングで行われるのでしょうか。まずは一般的な審査の流れについてみていきましょう。

審査の流れは借入先によって異なりますので、必ずしも上記のような流れというわけではありません。

ただし、一般的に在籍確認は審査に申込書の内容及び信用情報に問題がなかった方のみに実施されます。

在籍確認の方法ですが、とてもシンプルです。サラ金会社のスタッフが申告された申込者の勤務先に電話をかけ、「○○さん、いらっしゃいますか」などと尋ねます。この際スタッフがサラ金会社の名前を出すことはなく、個人名で電話をかけます。

申込者が席を外していても在籍を確認できれば、在籍確認は終了です。

在籍確認段階ではほぼ審査に通ったと考えてよし

つまり在籍確認の段階まで来たら、ほぼ審査に通ったと考えていいと思います。借入まであと一歩というところまで来ていますので、在籍確認に問題がなければお金を借りることができます。ですので、在籍確認でつまづくのは非常にもったいないです。

在籍確認がスムーズに行われるためには

• 勤務先の電話番号に間違いがないようにする
• 心の準備をする

などでしょうか。

簡単な作業ではありますが、在籍確認が取れなければ審査は先へ進めないのでとても大事な審査の一つです。

会社に電話はまずい！在籍確認なしのサラ金なんて存在するの？

とはいうものの、会社への連絡はなにがなんでも避けたいという人もいるでしょう。おそらく知りたいのは在籍確認なしのサラ金があるかどうかということです。結論からいうと、在籍確認なしというサラ金は存在しません。

安定した収入の有無をチェックするためにも在籍確認はとても大事です。

しかし、サラ金の中には各種書類を提出することで在籍確認を免除される会社もあります。

特別な事情がある方のみ対応してくれるサラ金会社もあります。

その際に必要な書類は

• 会社発行の社会保険証
• 直近の給与明細
• 収入証明書（確定申告書、納税証明書、源泉徴収票など）
• 指定銀行の本人名義の口座

などです。これは相談するサラ金会社によっても違ってきますので、確認が必要です。

しかし、誰でも安易に在籍確認を免除されるとは思わないでください。審査に問題のない属性の高い人でないと、なかなか在籍確認なしというのは難しいのが現実です。

「在籍確認なし」など甘い言葉で勧誘！闇金に注意！

在籍確認なしで借入したいという気持ちが強いと、闇金に騙されてしまう危険性もあります。

闇金と関わると高金利でお金を貸し付けられたり、しつこく取り立てを行うなどトラブルに発展しますので注意してください。

実はある！在籍確認以外で会社に連絡がいくケース

在籍確認を避けたい理由は会社にサラ金を利用していることを知られたくないからだと思いますが、在籍確認以外でも会社に電話や通知が行くことはあります。それは返済が滞ったときです。

なんらかの事情で返済日当日に返済が成されない場合、サラ金の担当者から登録した電話番号に電話が来ます。しかし、返済できないので電話に出ないまま放置すると、勤務先に電話が来ることもあります。

事情があって返済ができない、遅れるという場合には必ず担当者に連絡しましょう。会社側も少しづつでも返済してほしいと考えているので、返済計画の見直しなどの相談に乗ってくれる可能性は高いです。

連絡を無視し、放置していると勤務先に連絡が来たり、督促状などの通知が送られてくることもあります。会社が不審に思いサラ金の利用がバレてしまうことも考えられます。

サラ金を利用する際には返済日に遅れないなどルールを守って利用するのが鉄則です。

在籍確認はこわくない！ルールを守って借入を！

在籍確認に不安を感じて躊躇していた人もこの記事を読んで在籍確認の流れや方法などについてご理解いただけたと思います。在籍確認によって会社にサラ金の利用がバレるのではないかというのが最大の心配事だと思いますが、実はそのようなケースはあまり聞きません。

在籍確認よりもむしろ返済が遅れたり、滞ったりして会社に電話がかかってくることの方が心配です。借りたお金はきちんと期日に返す、返済できないならきちんと連絡するという基本的なルールを守っていれば大きなトラブルになることもありません。

また在籍確認を避けたいあまりに違法な闇金にひっかかったという話も聞きます。闇金では在籍確認なしをアピールしますが、甘い言葉に乗せられないように注意してください。