足立区のサラ金と言えば?田中商事株式会社をご紹介

急にお金が必要になった時、カードローンや銀行などのキャッシングはとても便利です。でも、利用するのはどの金融機関でもいい、というわけではありませんよね。

今回は、足立区に拠点を置く「田中商事株式会社」をご紹介します。消費者金融というよりサラ金という表現が合いそうな地域密着型のローン会社です。

また、よく耳にするブラックリストがどういうものかや信用情報についても探り、ローンの審査の対策なども考えていこうと思います。

お金は借りない、まだ借りる予定がないという人も、もしもの時に困らないように、知識として参考にしていただければと思います。

ブラックでも借りられる?足立区にある田中商事の特徴

サラ金というとどのようなイメージを持つでしょうか。一昔前だと、お金にだらしがない人が利用するとか、ヤミ金といったダークなイメージを持つ人が多かったと思います。

サラ金とは実際はどのようなものなのでしょうか。また、中小規模の田中商事というサラ金にはどのような特徴があるのかも探っていきます。

サラ金と消費者金融の違いって何?

消費者金融はかつて、サラリーマンや主婦を中心に利用されていたことから、サラリーマン金融、略してサラ金と呼ばれていました。サラ金と消費者金融は同じと考えて問題ありません。

1970年代から80年代初頭、サラ金地獄と呼ばれる債務超過が社会問題となり、それがきっかけで貸金業法の抜本的改正が行われました。それ以降、次第にサラ金から消費者金融と呼ぶようになっていきました。

昔はサラ金というとヤミ金を連想するくらい、違法な業者が多数存在していましたが、現在では法改正によってかなり健全化されています。

それでもヤミ金と呼ばれる金融機関は少なからず存在しており、中小の消費者金融を利用する場合には、ヤミ金かそうでないかの見極めが重要になります。

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田中商事は健全なサラ金です

田中商事株式会社は、足立区にあるサラ金です。サイトには載っていませんが、融資対象区域を限定しており、東京23区及びその隣接地域内のみで融資を行っているという情報があります。

ローン事業では、振込ローンと不動産担保ローンの2種類で営業しています。振込ローンは、他のカードローンと違い、申し込んだ金額を一括して口座に振り込む方式を取っています。

項目 内容 備考
設立 1962(昭和37年)1月 ローン事業は1971年4月から
登録番号 東京都知事(11)第00111号
日本貸金業協会会員 第003053号
利息 15.0%~20.0% 不動産担保ローンは8.5%~18.0%
返済期間 1回~36回(3年以内)
借入限度額(振込ローン) 50万円まで
借入限度額(不動産担保ローン) 50万円~5,000万円
借入方法 口座振込 借入金一括振込
返済方法 元利均等返済 1回~36回、3年以内
申込方法 電話、もしくは電話の上来店

田中商事は、1962年に設立され、ガソリンスタンドや賃貸ビルなどを経営しています。ローン事業を開始したのは1971年ですので、消費者金融としても実績のある会社です。

利息は最大20.0%に設定されています。消費者金融は、銀行より審査が緩い代わりに利息が高めに設定されているところが多いので、中小としては平均的な数字かと思います。

振込ローンは、同業他社が提供しているカードローンと同じように、利用目的は原則自由ですが、カードローンのように都度都度借りるのではなく、希望額を一括して指定口座に振り込む形を取っています。

振込ローンの借入限度額は最大50万円なので、他の金融機関に比べると少ない印象ですが、一括して借りるという性質を考えると、妥当な金額ではないかと思います。

返済は利用額と返済回数に応じて変動します。自分の収入を考えて、返済額と回数を決めるといった返済プランを立てることが大切になります。

田中商事は審査が緩く、ブラックでも借りられるという話があります。しかし、田中商事は都道府県に届け出をして営業している正規の消費者金融なので、ブラックでも簡単に借りられるというわけではありません。

中小規模の消費者金融なので、むしろ利用者を選ぶために審査はしっかりやっていると思われます。誤解はしないようにしてください。

ブラックって何?信用情報とは

よくブラックリストに載るとお金が借りられないといったようなことを聞いたことはないでしょうか。実はブラックリストというリストは存在しません。

個人情報が登録される信用情報機関とは

ローンやクレジットカードを申し込むと、全員例外なく信用情報機関に個人情報が登録されます。その登録された個人情報を信用情報といいます。

この中の、公共料金など支払い義務があるのに支払いを滞らせたり、自己破産の有無などの金融トラブルのことを、一般的にブラックと呼んでいるのです。

株式会社シー・アイ・シー(CIC) 信販、流通系が加盟、銀行、消費者金融も多く加盟会社が一番多い
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 銀行と一部消費者金融が加盟
株式会社日本信用情報機構(JICC) 消費者金融の約80%が加盟

消費者金融を含めた金融機関は、この信用情報機関のいずれか、あるいは複数加盟しており、申込者の個人情報を照会して、審査の参考にしています。

これら信用情報機関は横の繋がりもあるので、過去に銀行を利用しことあって、消費者金融が初めてだったとしても、銀行で申し込んだ時の情報は照会可能となっています。

審査に通るには信用情報がカギになる

ローンなどを申し込むと必ず審査を受けることになります。この審査において重要なのが、信用情報機関に登録されている信用情報なのです。

審査項目は知っておいた方がいい

審査項目についてはどの金融機関も公開をしておらず、審査結果についてもほとんど開示されません。しかし、審査されるであろうという項目については分かっています。

  • 住所氏名などの申込書記載の項目
  • 家族構成
  • 勤務先
  • 勤続年数や勤務形態
  • 年収
  • 健康状態
  • 他社からの借入の有無
  • 金融トラブルの有無

一度でも金融商品に申し込んだことがある人は、信用情報機関に登録されていると思ってください。これらの情報を元に審査をし、利用可否の判断がされるわけです。

なぜ他社借り入れの有無を確認しているかというと、他社の借入があるのに自社分まで借り入れても、返済できる能力があるかどうかの判断をするためです。

また消費者金融は、個人に対し収入等年収の3分の1を超える貸し付けをしてはならないという総量規制の対象になるので、その額を超えているかどうかを確認するのも重要なのです。

払い忘れも使いすぎも信頼を失う原因

田中商事でも、審査はきちんと行い、信用できる、返済能力があると判断されれば、お金を借りることができます。銀行よりは緩いかもしれませんが、金融事故を起こしていても利用できる、というわけではありません。

今後のためにも金融トラブルは起こさない

今回、田中商事のローンをご紹介しました。申込者の金融取引など個人情報を審査して、金融トラブルを起こしておらず、返済能力があると判断されれば、ローンを利用することができると思います。

また、その後増額をしたり、他のローンを申し込んだ時の審査に通るためには、とにかく金融トラブルを起こしていないことが重要になります。

返済できないのに無理に借りたり、返済を滞らせて金融機関から信頼を失うと、増額などはできなくなる可能性が高くなりますので、返済計画を立てて、忘れないように返済してください。

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