アコムってどんなサラ金?どんな人が借りられるのか調べてみよう!
サラ金にも経営規模の小さいものから上場を果たした大手消費者金融と呼ばれる業者まで様々存在しています。特にアコムはサラ金の中では最大手の業者で、今や銀行のローンの信用保証業務も委託されるほど信頼される業者になっています。
アコムのキャッシングローンは多くの銀行のカードローンよりも高額な800万円を上限とする利用限度額になっており、利用を続ければ金利も銀行並みの低金利で借入れを行うことが可能なっています。
申込方法も過去から様々な方法が提供されてきた経緯が有り、それを現在でも提供しており、誰でも自分が安心して申込める方法で申込むことができるようになっていて、方法によっては即日融資の利用も可能です。
アコムのキャッシングローンとは?内容を確認しておこう!
アコムはサラ金の中でも最大手と言われますが、それだけで申込むのは尚早です。キャッシングローンの内容を調べるところから始めることにしましょう。
利用を考える場合、まず誰もが気になるのが利用限度額と金利ではないでしょうか。アコムのキャッシングローンの利用限度額の上限は800万円、金利は3.0%~18.0%となっており、かなり高額の借入れができる可能性が有ります。
借入方法もATMからの融資に加え、銀行振込での融資にも対応しているので、利用者はATMまで出かけなくても融資を利用することが可能になっています。
利用できるATMもコンビニATMをはじめ多くの提携先のものが利用できるため、全国どこに行ったとしても、融資の利用ができるはずです。
アコムのキャッシングの利用限度額と金利
最近ではサラ金と言われるのを嫌う貸金業者が多く特にアコムのような大手業者になるとその傾向が強いので、ここでは消費者金融と呼ぶようにします。
消費者金融あるいは銀行のカードローンを利用する際に気になるのがまずは利用限度額と金利ではないかと思うので、ここでアコムの利用限度額と金利を調べておくことにしましょう。アコムの利用限度額と金利は次のようになっています。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
1万円以上100万円以内 | 7.7%~18.0% |
100万円超300万円以内 | 7.7%~15.0% |
300万円超500万円以内 | 4.7%~7.7% |
500万円超800万円以内 | 3.0%~4.7% |
この利用限度額と金利は審査で決められる事になり、利用希望額を出していたとしても、希望通りの利用限度額が設定されるとは限りませんので、希望がかなわないこともあるということは事前に了解しておきましょう。
借入方法はATMと振込みに対応
アコムでの借入れには次の方法が利用できます。
- アコムのATMからの引き出しによる融資
- 提携金融機関のATMからの引き出しによる融資
- 銀行振込による融資
アコムは消費者金融とは言っても大手の為全国に支店網が有り、それらの支店にはアコム独自のATMが設置されています。また様々な金融機関と提携関係を結んでおり、それらの金融機関のATMの利用も可能になっています。
また銀行振込の場合には365日24時間対応で申込みを受け付けており原則として受付後最短1分で振込みが行われ、振込手数料も掛りません。
ただし、振込みは振込まれる銀行の振込可能時間に左右されるため振込可能時間終了後の振込依頼の場合、実際に振り込まれるのは翌営業日になってしまいます。
アコムの融資が利用出来る提携ATM
ではアコムの融資を引き出すことができる提携金融機関のATMにはどういったところが有るのでしょうか。利用出来る提携先は次のようになっています。
- 三菱東京UFJ銀行
- セブン銀行
- E-net
- ローソンATM
- ZEROBANK(愛知県、岐阜県内のみ)
- イオン銀行
- 北海道銀行
- 北陸銀行
- 東京スター銀行
- 八十二銀行
- 第三銀行
- 広島銀行
- 西日本シティ銀行
- 福岡銀行
- 親和銀行
- 熊本銀行
- クレディセゾン
アコムだけでも全国展開していますが加えてメガバンクの三菱東京UFJ銀行やコンビニATMが利用できますから、どこに行っても利用できるATMを見つけることができるはずなので、困るようなことはないでしょう。
提携ATMを利用する場合に注意が必要なのが利用手数料の有無です。基本的には提携関係を結んでいれば、相互にATMの利用ができますが、手数料は相互に支払うことになっています。アコムの場合も利用者が利用手数料を支払うことになります。
ただし、他のカードローンを見てみると、利用手数料自体を金融機関側が負担したり、相互に利用手数料を取らないようにしている場合が有って、こういう場合には利用者のほうは利用手数料無料と言うことになります。
利用手数料は108円あるいは216円程度なのであまり気にならないという人が多いのですが、最近は金利が低く抑えられている為、利息が非常に低額になっています。
このため利用額や利用方法によっては手数料のほうがお金が掛っているということもあり得ます。
そういうことになってくるとちょっと釈然としないものを感じる人も出てくるはずで、できればあまり利用手数料がかからないような利用を心掛けたほうがスッキリするのではないでしょうか。
アコムのキャッシングは誰が申込めるのか?申込条件を調べておこう
では次に申込みのことについて調べていきましょう。まず申込みを考える前に、自分が申込めなければ話になりませんから、アコムのキャッシングローンの申込条件を確認しておきましょう。
申込条件には年齢制限と安定収入と言う収入条件があり、この条件を満たしていなければそもそもアコムを申込むことはできません。
具体的には収入の無い専業主婦や、年金以外に収入の無い年金受給者などの申込みはアコムでは難しくなりますから、早めに他を検討してください。
個人事業主の場合には、収入はあるので申込みは受け付けてもらえますが、会社員などに比べて安定性の評価が低くなってしまう可能性が高くなり、審査通過が難しくなることがあるので注意しなければなりません。
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アコムのキャッシングの申込条件
そこで次にアコムの申込みを考える人も出てきていると思いますが、確認しておく必要が有るのが申込条件です。消費者金融でも銀行のカードローンでも同じですが、申込みを行うためにはそれぞれの申込条件を満たさなければなりません。
アコムのカードローンの申込条件は次のようになっています。
- 20歳以上69歳以下
- 安定収入が有る
この2つはどこのカードローンでもあるものです。ただし年齢制限の上限はそれぞれ違いが有り、場合によっては70歳以上でも利用出来るものも有ります。アコムも高齢化社会に合わせてもう少し高齢者にも対応してもらいたいですね。
収入についてはパートでもアルバイトでも申込みは可能ということになっていますから、ある程度以上あれば申込条件はクリアするようです。
専業主婦や年金受給者は利用出来るのか
カードローンでよく問題にされるのは専業主婦や年金受給者の扱いです。カードローンによっては配偶者に収入が有れば専業主婦の申込みを認めている場合が有ったり、年金を収入と判断して申込可能にしている場合も有ります。
しかしアコムの場合には配偶者の収入で申込みを認めるという規定はないため、専業主婦には申込むことはできません。
ただし専業主婦の扱いは他の大手消費者金融やメガバンクをはじめとする銀行のカードローンで扱いが違うので調べれば申込みができるものを探すことはできるでしょう。
年金の場合もアコムは年金を安定収入と認めていません。したがって年金生活者の場合、他に収入が無ければ申込むことができません。
年金はいろいろと問題は有りますが、いまのところ安定性では問題が無いのでアコムには収入として認めてもらいたいですね。
個人事業主の場合の前提条件
個人事業主の場合は収入が有れば申込みは可能ですが、安定性についての評価は低くなりますから、審査通過は会社員程簡単ではありません。
そこで申込むときに前提として次のようなことに心がけましょう。
- 借入希望はできるだけ必要最低限に抑える
- 少額利用でも収入証明書を用意する
一度審査に通って利用を続けていれば信頼は徐々に大きくなっていきますから、最初は少額の利用限度額になったとしても、将来は利用限度額を大きくできる可能性が有りますので、最初は通りやすく利用希望額を低くしておきましょう。
また安定した収入を示すためには収入証明書を用意するのが一番です。少額の場合は提出を要求されませんが、敢えて提出するのも一つの方法です。
個人事業主の場合には生活費を借りる場合には一般向けのカードローンを利用することになりますが、これは事業資金としては利用することはできません。もし事業資金に利用する目的が有るのであれば事業用の融資を利用しなければなりません。
アコムには一般向けのカードローンの他に事業資金に利用出来るローンも用意しているので、事業資金として利用するのであればそちらを利用してください。そうすれば総量規制もなく高額の融資の可能性も有ります。
重要なのは利用目的をしっかり決めることです。もし生活費にも事業資金にも融資が必要ということであれば、審査に通過するかどうかはともかく両方のローンを申込むというのが原則です。
アコムの申込方法にはどんなものが有るか?多数用意されている!
申込めるということが分ったら、いよいよ申込みということになります。アコムは窓口からインターネット経由まで様々な申込方法を用意していますから、自分が使い慣れた方法を選んで申込みを行うことが可能です。
キャッシングローンやカードローンの利用を考えている人の一部には即日融資を希望する人がいます。アコムでもそういった希望にこたえる為に一部の申込方法で申込みを行えば審査で問題が無いという前提で即日融資も可能になっています。
申込みには本人を確認する書類と50万円を超えるような融資を希望する場合には、収入を証明する書類の提出が要求されます。申込みの前にこれらに該当する書類を用意しておくようにして下さい。
申込方法は様々!インターネットからでも窓口利用でもOK
次にアコムの申込方法を調べていくことにしましょう。アコムは消費者金融最大手で非常に長い歴史が有り、サラ金が敬遠されていた時期もイメージ改善に努めるとともに店舗に行かなくても申込みができる方法を様々開発してきています。
現在の申込方法には次のようなものが用意されています。
- インターネット経由(パソコン、スマホ、携帯)
- 電話
- 郵送
- 自動契約機(むじんくん)
- 店頭窓口
最近ではインターネットが発達してきているので、多くがインターネット経由を利用するようになってきており、特にスマホは普及率も高く、専用アプリを利用して申込めるように工夫されていて大変便利で簡単です。
また自動契約機もアコムが最初に開発し、いまでも遅くまで利用できるようになっています。今では申込みをインターネットで行って自動契約機でカードをすぐに受け取ることもできるようになって、便利さが増しています。
さらに銀行のカードローンなどでは扱っていないところも有りますが、今でも店舗窓口での申込みも可能で、相談しながら申込むこともできるようになっています。
即日融資は可能なのか
ただし注意しなければならないのは、即日融資が可能と言っている他のカードローンと同じようにアコムの場合も必ず即日融資ができるとは言っていません。
最近は審査技術が進歩したことによって、審査時間が短縮されて即日融資が可能になってきていますが、必ず審査が短時間で終わるというような保証は有りませんから、審査に時間がかかってしまえば当然即日融資は難しくなります。
したがって、いくら申込者のほうが即日融資を希望したとしても、即日融資には応じてもらえないと言う可能性が有るということは、予め了解しておかなければなりません。
では即日融資ができるとして何時まで即日融資が可能なのでしょうか。まず銀行振込を利用する場合には、振込みは15時までと言うのが普通ですから、それに合わせて14時ぐらいには申込みを始めないと即日融資は難しくなります。
14時を過ぎてしまうと銀行振込での利用は難しくなるので、その後はATMの利用に限られます。そのためにはローンカードを受け取る必要が有るので、店頭窓口か自動契約機を利用するしかありません。
アコムの窓口は18時まで利用できますから窓口の場合には17時ぐらいまでに申込みを始めれば即日融資が利用できそうです。自動契約機は22時まで稼働していますから、21時程度までに申込を始めれば即日融資の利用が可能でしょう。
申込みに必要な書類
カードローンの申込みには夫々必要な書類というものが決められています。アコムの場合にもやはり必要書類が有って、申込みの前に用意しておくようにして下さい。必要書類は次のようなものになっています。
- 本人確認書類
本人確認書類はすべての申込者が提出する必要が有り基本的には運転免許証の提出を要求しています。運転免許証を持っていない場合には、マイナンバーカードや健康保険証などが利用出来ます。
ただし本人確認書類に写真が添付されていない場合には、次の書類のいずれかを同時に提出することが要求されています。
- 住民票
- 公共料金の領収書
- 納税証明書
たとえば健康保険証は誰でも持っていますが写真が無いので別途これ等の書類が必要ですから注意しなければなりません。
- 収入証明書
収入証明書は源泉徴収票や給与明細書等となりますが、必要になるのは次の条件のどちらかを満たしている場合です。
- 借入額が50万円を超える利用の場合
- 借入額が他社を含めて100万円を超える場合
ただし自分の返済能力を確認するためには、提出しない場合も収入を証明する書類を確認して、返済の可能性を調べておいたほうがよいでしょう。
申込みの前に返済方法も理解しておこう!返済できなかったら大変
サラ金からの借入れで重要なことは借入れよりも借入れた後の返済です。そこで申込む前にアコムの返済について調べておきましょう。
アコムの返済方法には35日毎の返済かあるいは毎月決まった期日の返済、および口座振替の3通りから選ぶことができます。
次にアコムの返済方式は定率リボルビング方式と言う方法で、月々元利合計で一定額を返済して行く方式です。利用者としては返済額が変わりませんから返済しやすい方法になっています。
ただし返済しやすいということでついつい借り過ぎてしまうことも有るので、借入れの前にしっかり返済計画を立て、次の借入れはその返済が終わるまでは行わないなど自分で何らかの歯止めを作っておくようにすることを勧めます。
アコムのキャッシングの返済方法は3種類
カードローンに限らずローンというのは借りたら必ず返済しなければなりません。しかも借入れをした後返済は長い期間続くことになりますから、返済方法と言うのは大変重要なことになり、方法も利用しやすいものを選ばなければなりません。
アコムの返済方法には次の3種類が用意されています。
種類 | 返済方法 |
---|---|
35日ごとの返済 | 初回は借入の翌日から35日以内、2回目以降は前回の返済翌日から35日以内に入金 |
毎月指定日の返済 | 毎月利用者が指定した期日の15日前から指定期日までに入金 |
口座振替 | 毎月6日(休業日は翌営業日)に自動引落し |
会社員などの場合には指定期日あるいは口座振替を利用すれば良いでしょう。特に忘れっぽい人の場合には口座振替にしておけば、入金忘れも無くて良いのではないでしょうか。
これに対して個人事業主のように毎月決まった日にちにお金が入る保証がない場合には35日ごとの返済にしておけば、多少の融通が利くので返済が楽になるでしょう。
このようにアコムでは自分に合わせて返済しやすい方法を選ぶことができます。
返済方式は定率リボルビング方式
アコムの返済方式は定率リボルビング方式と言う方式になっていて、返済額が毎月一定額に決められますから、途中で返済額が変わってしまうことが無く、見通しの良い返済を行うことができ返済計画が立てやすい方式です。
そこで10万円を金利18.0%で借りたと言う前提で返済回数によって返済額と返済総額がどうなるかを調べてみましょう。
借入額10万円
返済回数 | 月々の返済額 | 返済総額 |
---|---|---|
10 | 11000円 | 109710円 |
20 | 6000円 | 118930円 |
25 | 5000円 | 123709円 |
33 | 4000円 | 131987円 |
51 | 3000円 | 150105円 |
現在上限金利がかなり低くなっており、18.0%でも以前と比べれば金利としては低いのですが、それでも5年程度借りれば5万円以上の利息がかかるということが分ります。
リボルビング払いと言うのは月々の返済額が変わりませんから返済の見通しがつけやすく、返済しやすい方式と言われますが、大きな問題点も存在しているので、その点も良く理解しておくことが必要です。
リボルビング払いでは月々の返済額が決っているのでもし大きな借入れを行ってしまうと、それに掛る利息も大きくなって返済額の内利息分が大きくなるため、元本の返済分が少なくなります。そうすると翌月の利息もまた大きなままになります。
このため、翌月の返済でも元本の返済分は少なくなり、なかなか元本が減らず、返済期間が長期化してしまうことになります。そうするとその期間中利息がかかる訳ですから、返済総額は徐々に大きくなってしまう訳です。
このためリボルビング払いと言うのは利息が大きくなり金融機関側の利益が大きくなるわけで、利用者とは違った意味で金融機関には良い方式なのです。
このため銀行などではリボルビング払いは採用せず高額借り入れになると返済も高額になるような残高スライド方式が採用されています。
借入れは返済計画を立ててからにしよう
審査が通ればアコム的には返済は可能だろうと判断したということになりますが、実際に返済できるかどうかは利用者でなければ判断はできません。したがって借入れは返済の可能性をよく見極めて返済計画を立ててからにしてください。
返済の可能性は1年程度遡って月々収支を計算してみれば判断できます。収支が黒字で月々の返済額を毎月上回っていれば、返済できる可能性は高いでしょう。しかし返済額を下回ることが有れば、その月は返済できないということになります。
もし返済が難しいような月が有るのであればそういった月はどうやって返済額を用意すれば良いのか予め考えておき、返済計画に纏めておきましょう。
リボルビング払いでの返済では返済額が一定ですから、安心してしまって借り過ぎることが無いように一度借りたら完済するまでは次の借入れをしないというような、歯止めを作っておくようにしましょう。
もし返済が難しい月が多数ある場合には借入れ自体を見合わせることも必要です。
ここでアコムについて纏めておきます。
- アコムのキャッシングでは800万円までの高額利用の可能性が有る
- アコムでは安定収入が前提になっていて専業主婦や年金受給者には申込めない
- アコムには様々な申込方法が用意され殆どの方法で即日融資の可能性が有る
- アコムの返済方法は3種類用意され自分向きの方法を選べる
アコムは大手ですが消費者金融ですから銀行のカードローンよりも金利が高くなるため、その点了解したうえで申込むようにして下さい。