プロミスはサラ金?サラ金と消費者金融の違いとは

お金の借入先には、銀行カードローン、消費者金融、サラ金、闇金等、様々なところがあります。お金を借りる時には、これらの違いを分かってから申し込みましょう。

銀行カードローンは、銀行のカードローンとなりますので分かりやすいですね。闇金と言えば、違法業者となります。借りやすいけど、完済が難しい・取り立てが厳しい等、マイナス面が多いため関わらない方が安全です。

そこで、ここではサラ金と消費者金融について見ていきます。

サラ金について説明し、サラ金のメリット・注意点、そして大手消費者金融と言われるSMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)はサラ金なのかを説明していきますよ。

意外に知らない!サラ金と消費者金融の違い

サラ金とは、サラリーマン金融を省略した言い方になります。サラリーマン金融ですので、利用対象は主にサラリーマンとなります。1970年代頃は仕事帰りにサラ金に立ち寄って、お金を借りるのが主流となっていました。

ところが1980年代頃からは、OLや主婦等の女性や自営業者などの契約が多くなり、利用対象がサラリーマンだけではなくなりました。そこで「消費者金融」の名称がよく使われるようになりました。

また、この頃には過剰な融資や高金利等で返済が苦しくなる「サラ金地獄」という言い方が使われるようになり、サラ金のイメージが悪くなってきました。そのため「消費者金融」という言い方に変えてきたのです。

1970年代頃:サラリーマンを対象にサラリーマン金融(サラ金)を利用

1980年代頃:過剰な融資や高金利、過酷な取立てから、「サラ金地獄」と言われる

サラリーマンだけではなく、OLや主婦等の女性の利用も増える

「サラ金地獄」のイメージ払拭や利用対象が広がったことから、名称を「消費者金融」へ

つまり、サラ金も消費者金融も個人向けの融資を指しますので、同じ意味となりますよ。

サラ金と消費者金融の違いと言えば、利用対象者となりますね。

知っておきたい!消費者金融(サラ金)で借りるメリット

消費者金融(サラ金)で借りるメリットと言えば、以下が挙げられます。

  • 審査時間が短い
  • 借入れの手続きがカンタン
  • 無担保・保証人不要
  • 利息制限法による適正金利

それぞれ詳しく見ていきましょう。

審査時間が短い

消費者金融(サラ金)では、審査時間は最短30分としているところが多いです。

例えばプロミスでは最短30分程度で契約可能額のお知らせが届きます。もちろん申し込み状況や審査状況によっては連絡まで時間がかかってしまうこともありますが、基本的には最短30分となっているのです。

その後は振込みや自動契約機でカードを受取り融資となりますので、即日融資にも対応していますよ。

インターネットから申し込み

審査完了後、契約可能額を決定、指定の連絡先へ連絡

契約(Web・来店・郵送)

借入れ(Web・自動契約機・店頭窓口)

借入れの手続きがカンタン

消費者金融では、銀行カードローンと比べて借入れの手続きがカンタンになっている場合があります。

例えば、先ほど紹介したプロミスでWebで契約手続きを希望する場合は、必要書類の提出もスキャナやケータイのカメラなどで画像化の上、送信するだけで完了します。

スマホを持っている場合は、スマホアプリからも送信できますので、来店不要で借入れの手続きまで完了させることができるのです。

借入れまでの手続きがカンタンなので、急いでいる方や書類を集めるのが苦手な方でも安心して申し込めますよ。

無担保・保証人不要

消費者金融のカードローンでは、無担保・保証人不要となっています。そのため、お金が必要な時には自分の信用だけでお金を借りることができるのです。

「信用」でお金を借りるため、ブラック情報などの信用できない情報があるとお金を借りることはできません。

けれど、ブラック情報がなく、安定した収入があり、年齢制限をクリアしていれば、誰でも無担保・保証人不要で借りることができるのです。

  • ブラック情報なし
  • 安定継続した収入がある
  • 年齢制限をクリアしている

利息制限法による適正金利

2010年(平成22年)6月18日に貸金業法が改正されるまでは、消費者金融(サラ金)では出資法による上限金利である29.2%で融資しているところが多かったのです。

そのため、この頃は金利が高く支払いが滞る方が多くなり、既に紹介したサラ金地獄に陥る方が多かったのです。けれど、昨今では貸金業者の上限金利は利息制限法による適正金利を厳守しています。

元金 上限金利
10万円未満 年20.0%
10万円以上100万円未満 年18.0%
100万円以上 年15.0%

また出資法の上限金利も年20.0%に引き下げられたため、この金利を超える契約をする場合は、刑事罰の対象となってしまうのです。

つまり、消費者金融の借入れも適正金利で行われているため、高金利で返済が大変になるということは無いのです。

気をつけておきたい!消費者金融(サラ金)で借りる時の注意点

消費者金融(サラ金)で借りるには、メリットがある反面、忘れてはならない注意点もあります。

  • 借り過ぎてしまう
  • 闇金と間違えてしまう

借り過ぎてしまう

消費者金融には、審査結果が早く出て、借りやすいというメリットがありますので、借り過ぎてしまうことがあります。

最初の内は、「数万円を借りては返済する」という借り方をしていた方でも、慣れてくると次から次へと借入れをしてしまって、返済金額が予想以上になってしまうこともあるのです。

そうすると、返済が間に合わなくなり、他社から借入れをして返済するという自転車操業に陥ってしまうこともあります。そうなると、多重債務→自己破産へとつながる可能性もありますので、必要な金額だけを借りましょう。

役立つ総量規制

ちなみに、消費者金融等の貸金業者には総量規制があります。これは年収の1/3を超える借入れは出来ないとする決まりですね。

以前は規制が無く、希望する金額を貸出ししていたのですが、年収の1/3を超える借入れを行った方は多重債務や自己破産となるケースが多かったため、制限を設けたのです。

けれど、年収の1/3を超えなければ多重債務にならない訳ではありません。

返済に充てられる金額は人それぞれ違いますので、自分にあった返済額までの借入れが大切ですよ。

【関連記事】
サラ金の限度額は年収によって決まる!?総量規制による上限とは?

自転車操業が危険な理由

先ほど返済が間に合わなくなると、他社から借入れをして返済する自転車操業に陥ってしまうことを紹介しましたが、この方法は利息がどんどん増えていくため危険なのです。

利息が増えると、返済総額はどんどん増えていきます。借入れ件数を増やせば増やすほど、利息も増えていきます。

そのため、すでに借入先が複数あり、管理が大変な場合はおまとめローンや借り換えローンを利用して件数を減らしていきましょう。利用件数や利用額は出来るだけ少ない方が良いのです。

闇金と間違えてしまう

消費者金融(サラ金)の中には、誰もが知っている大手消費者金融と知名度の低い中小消費者金融があります。特に中小消費者金融で借り入れしようと思っている方は、闇金と間違えないように注意が必要です。

最初に紹介した通り、闇金とは違法業者です。違法な高金利貸付けを行ったり、貸金業法では禁止されている悪質な取立てを行ったりする場合がありますので、しっかり見極めましょう。

見極めるには登録番号のチェックがカンタンです。登録番号がない業者や登録貸金業者情報検索入力ページで検索しても出てこない業者は闇金となりますよ。

プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスの商品だから安心

ここでは、プロミスはサラ金なのかどうか、そもそもサラ金と消費者金融の違いは何なのかについて見てきました。既にサラ金と消費者金融は呼び方が異なるだけで、内容はほぼ同じことを紹介しましたね。

違う点と言えば、サラ金の場合は利用対象者がサラリーマンだったのが、消費者金融ではOLや主婦、自営業者も対象となるのが挙げられました。

そうすると、プロミスは大手消費者金融と言われていますので、プロミスもサラ金だと言えます。けれど、プロミスの場合は商品名であり会社名はSMBCコンシューマーファイナンスとなりますよ。

SMBCコンシューマーファイナンスとは

SMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンスは、登録番号「関東財務局長(12)第00615号」、日本貸金業協会会員「第000001号」となっていますので、もちろん闇金ではありません。

日本貸金業協会は貸金業者の中でも厳しい決まりを守っている業者しか会員となることはできませんので、適正経営をしていることが分かります。そのため、安心して利用することができますよ。

プロミスの魅力

プロミスの魅力と言えば、以下があります。

  • Webで24時間いつでも申し込み可能
  • カードレスで紛失なし
  • 取引方法が選べる
  • 利息は利用日数分だけ
  • 会員サービスでいつでも取引確認可能

繰り返しになりますが、Webで24時間いつでも申し込みができますので、急いでいる方でも安心して利用できます。

そしてWeb完結を選ぶと、カードレスで取引ができますので、カード枚数が増えることも無く、紛失の心配もありません。Webで取引を管理できるのです。

取引方法はカードを受取ると振込み・ATM等選ぶことができ、借入れ・返済とも利用するときの状況にあわせて、ピッタリな方法を選べるのです。会員サービスに登録すると、いつでも取引確認ができますので安心ですね。

利息はもちろん日割り計算。そのため利用日数分だけの利息となりますので、任意返済等で早めに返済すると、その分利息は少なくなり、返済総額も減らすことがでる魅力的な商品だと言えますよ。

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