悩む借入先!銀行とサラ金、メリットが高いのはどっち?
お金を借りたい。そんなとき、選択肢は大きく分けて2つあります。
一つは銀行。もう一つは消費者金融、つまりサラ金です。
たいていの人は安心安全な銀行で借りたいと思うようですが、世の中にはわざわざサラ金を選び借入する人がいます。
それはサラ金にはサラ金のメリットがあるからです。
銀行とサラ金、それぞれのメリットとデメリットを比べ、自分に合った借入先を探すことは、金融機関を利用する上においてとても大切な事と言えます。
利便性で勝負!忙しい人に向いているのはサラ金!?
よく、忙しい現代人のライフスタイルに合っているのはサラ金と言われます。
そう、利便性が高く、社会人にぴったりなサービスをたくさん持っているというのはサラ金最大のメリットなのです。
どのようなサービスがあるのか見てみましょう。
大手サラ金はコンビニATMが使えることがある
大手のサラ金は全国に支店があることが多いため、コンビニと提携しATMで引き出しや返済ができるようなシステムがある場合があります。
24時間365日、買い物や仕事の帰りにでもさっと寄って利用するなんてことが可能になるわけです。
わざわざ店舗まで行く時間がない、営業時間内に行くことができない、そんな人にとっては夢のようなサービスですね。
ただし、「ここは大きな会社だから近所の○○にあるATMが使えるだろう」と行き当たりばったりで申し込んではいけません。
世の中にコンビニはたくさんあります。借入したいと思うサラ金が、すべてのコンビニと提携しているかと言ったらそうではありません。
利用可能かどうか、きちんと確認し申し込む必要はありますよ。
WEB完結できるサラ金なら自宅で難なく借り入れ可能!
最近、WEBですべてを済ませることができるサラ金が増えてきたようです。
わざわざ家から出なくても申し込みから振り込みまで、すべてネットで済ませることができるのは有難いですね。
スマホなどからでも利用できるので、外出先の「あっ!これ欲しい!」にも対応できます。(審査時間によります)
そのため、若い世代で利用する人が増えているようで、WEB完結型は今後増えていくのではないかと思います。
それほど、ネット回線を利用した借り入れは現代社会にマッチングしているのです。
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審査から振り込みまで短時間でOK?早く借入したい人はサラ金を選ぶ
もう一つ、時間の利点として挙げられるのは、審査から振り込みまで短時間で終わるという点があります。
スピード審査や簡易審査など、早い所では30分もあれば借り入れ可能だったりと、急ぎの借り入れにはサラ金の方が向いているでしょう。
ただし、申し込み時間や営業日などの関係で、振込まで1日以上かかることもありますので、注意が必要です。
中小タイプのサラ金はそこまで利便性は高くないことがある
上記までにあるように、サラ金は利便性が高く、忙しい人や急ぐ人にとってはつy絵画っ手が良い傾向にあります。
けれど、サラ金にもいろいろあり、地元に根差した小さなサラ金や、新しくできたばかりの実績のないサラ金などは、大手ほどの便利さは少ないようです。
申し込もうとしているサラ金がどのようなサービスを行っているかをきちんと把握して比較したほうが、より、良い借り入れができるのではないでしょうか?
ではいっそ銀行での借り入れはどうか?となるとそれはまた別のデメリット面があるように思います。
まず、サラリーマンなど職場に勤めている人にとっては、平日の昼間に銀行に行って時間をかけて借り入れるというのは難しいのではないでしょうか?
平日に休みがある人ならまだ良いのですが、土日が休みの人が銀行に申し込むためには昼の休憩時間を利用するしかありません。
しかし、昼休みとはいえ就業中に借金の申し込みはなかなかしにくく、しかも、運悪く混雑していたら昼休みが丸々つぶれてしまうことだってあり得ます。
そうすると、なかなか借り入れの申し込みはできませんよね?
これは銀行の大きなデメリット部分といえるでしょう。
忙しい現代人にとってはサラ金の方がメリットが大きいかもしれません。
余計な出費は抑えたい!大きな金額借りるなら銀行がお得
続いては利息面です。
借りたお金を返すのは当然として、プラス利息を返済しなければなりませんよね?
そうなると利息は安ければ安いほど嬉しいもの。
銀行とサラ金、利息が少ないのはどっちでしょう?
銀行A | 銀行B | サラ金A | サラ金B |
---|---|---|---|
1.59%~7.99% | 3.8%~13.8% | 4.5%~17.8% | 3.0%~18% |
上の表を見て下さい。
利息に幅があるのは、借入によって利息が変動するからです。
最低金利だと銀行Aの1.59%を除けばそこまで大差はありません。
けれど、これは大きな金額を借り入れた時のみ適用される利息です。数万円までの少額借入なら、最大金利で見るのが普通。
そうやってこの表を見ると、銀行のほうがはるかに低い金利で借り入れできることがわかりますよね?
5万円借り入れた場合、銀行Aだと4000円、サラ金Aだと8900円の利息が付きます。
もちろん、年率なので早く返せばもう少し低い数字となりますが、単純に利息計算すればこんな感じで大きな差が出るのです。
ちょっとでも節約したい、総返済額を減らしたい!そんな人にとってはサラ金よりも銀行!となるのは当たり前ですよね。
この、低い利息は銀行借り入れの大きなメリットと言えるでしょう。
やっぱり安心。信用面では銀行に軍配が
銀行最大のアピールポイント、それは【安心感】でしょう。
サラ金はどうしても「借入しても大丈夫かな?」「怖い人たちが家まで来たらどうしよう?」なんて思ってしまう人がいるほど、悪いイメージがあります。
なので初めての借り入れは銀行、という人が圧倒的に多いのです。
世間的にも許容される銀行での借り入れ
むしろ、銀行は審査が厳しいため、【銀行の審査を通る=信用のある人だ】と、世間にアピールすることも可能。
企業や、身元調査をされる人などが、わざと銀行で借入をするケースもあるくらいです。
結婚などで身辺調査をされた場合、「サラ金で借りています」よりは「銀行で借り入れがあります」のほうがはるかに心象が良いということもありますので、一般的な借金に比べ、悪いイメージが発生しにくいと言えるでしょう。
信用第一、悪いイメージを付けたくない、そういう人は銀行での借り入れのほうが良いです。
これは銀行借入の最大のメリットともいえる長所でしょう。
地元の銀行は返済相談に乗ってくれるケースが多い
もう一つ、銀行での借り入れメリットとして、返済相談に乗ってくれることがあるというのがあります。
これは大手の銀行というより、地銀に限定した話ですが、口コミなどを見てみると、割と親身になって相談に乗ってくれるケースが多いようで、借入前の不安相談や、返済途中のトラブルなど、柔軟に対応してくれる可能性が高いようですね。
銀行で借りたいと思うのであれば、まずは一度地元の銀行に相談、というのもありかもしれません。
借入しやすいのはどっちかな?比べてみたい、借入のハードル
借入のしやすさを考えた時、実はどっちもどっちなのではないかと思います。
というのも、個人によって、借り入れ難易度が変わり、基本的に借り入れが初めてという人にとっては、そこまで大きなハードルの違いがないからです。
過去に金融トラブルがあった人はサラ金の方が借りやすい
銀行で借りたい!と思っても、過去に返済遅延や債務整理などを行った人は、銀行の審査に通らない可能性が高いです。
サラ金よりも審査が厳しいと言われるだけあって、割とガツガツ審査で落としてきます。
なので、身に覚えがある人は最初からサラ金に相談したほうがよさそうです。
もちろん、大手のサラ金だってソコソコ審査は厳しいのですが、それでも銀行よりはマシ。
ただ、返済できそうもない金額を借り入れるのはオススメしません。
銀行は返済出来るかどうかで貸し付けするかどうかを決めています。
銀行で断られる=返済できない可能性があるということなので、サラ金に行く前に、きちんと返済シミュレーションを行いましょう。
借りたら返す!返済できない額を借り入れない!ということを、しっかり念頭に置いておきましょうね。
サラ金では断られる!?自営の人は銀行に相談
自営業の人は残念ながらサラ金では借り入れ出来ないことが多いかもしれません。
もちろん、事業用ローンなどでは受け入れてくれるかもしれませんが、そもそもサラ金は自営業者は敬遠している場合が多いのです。
申し込み条件を見ても、【安定した収入のある人】となっていることが多く、安定性を望んでいるのは間違いありません。
会社によってはハッキリと自営NGとでているところもあるくらい、自営業者のサラ金からの借り入れは難しいのです。
そうなると自営業の人の借入先はおのずと銀行となります。
銀行なら、返済プランなどをしっかりと提示すれば借り入れできるケースもありますので、一度相談してみてはどうでしょうか?
銀行からの借り入れが、事業の信用につながるという面もありますので、借入は銀行をお勧めします。
安定した収入がある人は銀行サラ金どちらでも借り入れしやすい
過去に金銭トラブルもなく、普通に就職し収入を得ている人は、銀行でもサラ金でもどちらでも借り入れしやすい人です。
むしろ、そういう人にこそ貸したい!と思われていると思います。
また、パートやアルバイト、派遣などであっても、長く勤めている場合は同じように借入しやすいもの。
安定した収入があるということは、きちんと毎月一定の返済額を支払う能力があるということ。
それだけで貸す側も安心して貸せるということですね。